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気づいた時には

 「ウミドキ」という言葉がある。

 仕事が忙しい時期を乗り越え、ある程度ポジションが落ち着いてようやく、「出産」や「子育て」を考えることができるようになるのが、今の日本で働く女性の現実だ。

 特に、安倍政権の掲げる「女性の輝く社会」の流れを受けて抜擢されるような、最前線で働くアラフォー女子たちは、若い頃も、そして今も「ウミドキ」からは遠い。

 さらに不幸なことに、この世代の女子たちは、思春期から老年期にいたるまでの女性の身体の変化に関する知識が薄い。しっかりとした保健教育を受けてきていないのだ。

「女と男のディクショナリー HUMAN+」という冊子拡大「女と男のディクショナリー  HUMAN+」
 「生理がある間は、性交渉さえすれば子どもが産めると思っている女性が少なくないのです。ところが卵子は、35歳を境に急速に老化していく。気づいた時には“手遅れに近い状態”という患者さんはたくさんいます」

 と、多くの不妊専門医は嘆く。

 こうした現状を改善しようと、日本産科婦人科学会が ・・・続きを読む
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筆者

横田由美子

横田由美子(よこた・ゆみこ) ジャーナリスト

1996年、青山学院大学卒。雑誌、新聞等で政界や官界をテーマにした記事を執筆、講演している。2009年4月~10年2月まで「ニュースの深層」サブキャスター。著書に『ヒラリーをさがせ!』(文春新書)、『官僚村生活白書』(新潮社)など。IT企業の代表取締役を経て、2015年2月、合同会社マグノリアを設立。代表社員に就任。女性のためのキャリアアップサイト「Mulan」を運営する。

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