2016年03月04日
「ウミドキ」という言葉がある。
仕事が忙しい時期を乗り越え、ある程度ポジションが落ち着いてようやく、「出産」や「子育て」を考えることができるようになるのが、今の日本で働く女性の現実だ。
特に、安倍政権の掲げる「女性の輝く社会」の流れを受けて抜擢されるような、最前線で働くアラフォー女子たちは、若い頃も、そして今も「ウミドキ」からは遠い。
さらに不幸なことに、この世代の女子たちは、思春期から老年期にいたるまでの女性の身体の変化に関する知識が薄い。しっかりとした保健教育を受けてきていないのだ。
と、多くの不妊専門医は嘆く。
こうした現状を改善しようと、日本産科婦人科学会が
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