明治座か帝国劇場でスピンオフ『戦国レビュー真田丸』ショーを見たい
2016年12月21日
ついに『真田丸』も終わった。
『真田丸』をすばらしい大河だと思っているとか好きだとか思われるのはご免こうむる。
毎回熱心に、録画を繰り返して見たりしたというと「またまた〜スキなんでしょなんだかんだいって」とか言われたりするが迷惑千万。第二次大戦中、アメリカは日本を研究しつくしたというが別にそれは日本のことを「スキ〜♥」だったからじゃあるまい。
私にとっての『真田丸』50回の旅は「真田丸というものの謎を解明するため」の旅であった。
『真田丸』に“見させる力”はあった。で、見てしまうと、すごくハラがたってくるのである。なら見るのをやめりゃいいのだが、気になるところがあって、あるいはヒキのようなものがあって、見る。するとすごくハラがたつ。この繰り返し。このループにはまって50回。この「断ち切れなさ」の理由を探し続けた一年。
初回、まさかこんなことになるとは思わず、なんとなく見てみたところ、平岳大演じるところの武田勝頼が哀れで哀れで、これほど可哀想な(かつ美しい)勝頼退場の映像などありえぬ、とさえ思った。
が、次週第2回。第1回で消えたと思った勝頼が出てきて、幻想の武田信玄の前にひざまずいて「父上〜〜」とかえんえんと悔恨の言葉を述べまくるという超蛇足! すべてダイナシ! おまけにその幻想の武田信玄が、伝説の殺陣師・林邦史朗最後の姿であった、とかいう話題が公式だか非公式だかに流れ出し、蛇足どころかムカデ級に「余計なことしないでくれよ〜(泣)」感をかもしだした。
今思えば、この初回と第2回で
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