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瀧本美織、コメディミュージカル初挑戦

ミュージカル『ヤングフランケンシュタイン』に出演

真名子陽子 ライター、エディター


拡大ミュージカル『ヤングフランケンシュタイン』に出演する瀧本美織=岸隆子撮影

 小栗旬がミュージカルに初挑戦することで話題の、ミュージカル『ヤングフランケンシュタイン』が8月~9月に東京と大阪で上演される。喜劇の天才といわれるメル・ブルックスが、1974年に数々の「フランケンシュタイン」映画をパロディ化し(『ヤング・フランケンシュタイン』)、その後、自身でミュージカル化したコメディミュージカル。2007年にはブロードウェイで上演され、本作はその日本版として福田雄一が上演台本と演出を担当する。福田自身がこの作品をブロードウェイで観劇していて、ぜひやりたいと手を挙げたことで今回の上演が決まったという。

 主な配役は、主役のフレデリック・フロンコンスティーン博士役に小栗旬、セクシーな助手インガ役に瀧本美織、フランケンシュタイン家を目の敵にしているケンプ警部役にムロツヨシ、変わり者の助手アイゴール役に賀来賢人、フレデリックの婚約者エリザベス役に瀬奈じゅんを迎える。福田作品へ出演することが念願だったという瀧本が、大阪で開かれた取材会で作品について語ってくれた。

 まずは、瀧本をキャスティングした理由が主催者からあり、瀧本のあいさつ、そして質疑応答へと会見は進んだ。

福田さんと一緒にお仕事をしたいなと思っていた

拡大ミュージカル『ヤングフランケンシュタイン』に出演する瀧本美織=岸隆子撮影
主催者:本作にはヨーデルに近い曲があってとても難しく、それを歌える女優さんを探すのがなかなか大変でした。そんな中、瀧本さんは歌でも活躍されていて、あまり女優活動の中では見せていなかったのですが、ダンスもやっていらっしゃるということもあり、一度ヨーデルを歌っていただき、ぜひ出演していただきたいとお願いいたしました。福田さんがインガという役に対して、どのような細かい演出をつけるかというのはこれからですが、瀧本さんはそれに応えていただけると感じています。

瀧本:福田さんの映像作品がすごく好きで、このお話を聞いたときは絶対に面白いだろうなと思いました。お笑いもすごく好きで、今まで真面目な作品が多かったのですが、今回は思い切っておバカになれそうだなと思っています。お稽古はこれからですが、すごく楽しみにしています。

記者:過去の作品は何か見られましたか?

瀧本:映画を拝見しました。白黒映画だったのですが、色を想像することができたと言いますか、こちらに色を想像させくれる映画だなと感じました。奇抜な演出や奇想天外なストーリー、役者さんのお芝居もリアクションが激しくて、引き込まれる要素がたくさんありました。そこにあの福田節が加わるので、舞台としてどう成立するのかすごく楽しみです。

記者:お笑いが好きとのことですが、今回は演じることになります。

瀧本:今までなかなか機会がなかったのですが、今回、個性豊かなキャストの方々で、お笑いに長けている方もいらっしゃいますので、勉強をさせていただきたいなと思っています。演じるインガは自由奔放な女の子という印象です。頭で考えずに気持ちで動いちゃうといった、そんな面白さがあってもいいのかなと思っています。

記者:福田さんの作品ではどの作品が好きなんでしょうか?

瀧本:『スーパーサラリーマン佐江内氏』や『勇者ヨシヒコ』シリーズ、『33分探偵』などが好きで、以前から一緒にお仕事をしたいなと思っていました。

インガ役、内面から出るセクシーさを意識したい

拡大ミュージカル『ヤングフランケンシュタイン』に出演する瀧本美織=岸隆子撮影

記者:今作はミュージカルですが、ミュージカルに対してどのようなイメージを持っていますか?

瀧本:今まで舞台というもの自体、自分とはかけ離れた存在だと思っていたのですが、舞台をやるようになって、いろんなミュージカル作品を観に行くようになりました。ミュージカル俳優さんをすごく尊敬しますし、やはり全身で表現できることは演者の喜びでもあると思います。ミュージカルは今回が2度目ですが、達成感を味わえるかなと思っています。

記者:ヨーデルからダンスまでありますし、インガ役はセクシーな役だとか?

瀧本:ヨーデルは難しいんですよね、すごく。これから特訓しなきゃと思っています。ブロードウェイ版ではミュージカル女優さんがされているので、これは大変だなと思っていますが、でもやってやるぞという気持ちでいっぱいです。見た目のセクシーさももちろんありますけれど、内面から出るセクシーさもあると思いますので、その辺を意識して演じたいと思っています。

記者:小栗旬さんがミュージカル初挑戦ということですが、もうお会いされたのでしょうか?

瀧本:まだお会いしていないので、ほんとに小栗旬さんて存在するのかなという感覚でいます(笑)。映像を拝見して、すごく男気があふれるストイックな方という印象を持っています。小栗さんの歌とダンスが観られるだけでも、このミュージカルを観たいと思ってもらえる要素の一つになると思いますし、一緒に歌ったり踊ったりできるのがとても楽しみです。

記者:小栗さん以外にも初めて共演される方はいますか?

瀧本:みなさん初めてなんです。それに、福田組にも初めて飛び込みますので、すごくドキドキしています。

アトラクションのように楽しんでいただけたら面白いかな

拡大ミュージカル『ヤングフランケンシュタイン』に出演する瀧本美織=岸隆子撮影
記者:映像の仕事と舞台の仕事、両方されていますが、舞台の面白さは映像とは違うものでしょうか?

瀧本:そうですね、全然違うと思います。ドラマは一瞬一瞬を撮っていくような感じですが、舞台は2時間から3時間、ずっと同じ世界観で、始まってから終わりまでその世界はずっと続いていきます。演じていて気持ちがつながっていく感覚がすごく楽しいです。生ならではのハプニングもあったりして、日々違うのがすごく好きです。

記者:舞台をやってみるまでは違う世界だと思っていたのでしょうか?

瀧本:舞台にはあまり縁がないのかなと思っていました。でも、実際にやってみるとすごく楽しんでいる自分がいたんです。ドキドキしますが、いい緊張感を持ちつつ、お客さまに見ていただくことでアドレナリンが出るというか、すごく大きな力をいただいています。

記者:今回はダンスもありますが、こういうことをやってみようとか、ここをクリアするぞといったことは、なにかありますか?

瀧本:みなさん個性の強い方ばかりですので、そのパワーをもらいつつ、自分の役に向かいたいなと思います。ダンスは習っていたわけではないのですが、小学校6年生の時にダンスボーカルユニットでデビューして活動していました。体を動かすのはすごく好きですので、どういう感じのダンスパートがあるかまだわからないのですが、福田さんにアピールしていきたいと思います。

記者:出演するにあたって、前もって準備しておきたいことはありますか?

瀧本:発声などが違いますのでしっかりとボイストレーニングをして、インガという女の子の自由なかわいらしさを声でも表せたらいいなと思います。

記者:最後に意気込みをお願いいたします。

瀧本:今回はほんとうに豪華な顔ぶれで、そして福田さんが演出ということで、未知数の面白さがあると思います。歌とダンスがあってすごくにぎやかなステージになると思いますので、アトラクションのように楽しんでいただけたら面白いかなと思います。細かいことはなにも考えずに見に来てください!

◆公演情報◆
ミュージカル『ヤングフランケンシュタイン』
2017年8月11日(金)~9月3日(日) 東京・東京国際フォーラム ホールC
2017年9月7日(木)~10日(日) 大阪・オリックス劇場
[スタッフ]
作詞・作曲:メル・ブルックス
脚本:メル・ブルックス、トーマス・ミーハン
演出・上演台本:福田雄一
[出演]
小栗旬/瀧本美織、ムロツヨシ、賀来賢人/保坂知寿、吉田メタル、宮川浩/瀬奈じゅん ほか
公式ホームページ

筆者

真名子陽子

真名子陽子(まなご・ようこ) ライター、エディター

大阪生まれ。ファッションデザインの専門学校を卒業後、デザイナーやファッションショーの制作などを経て、好奇心の赴くままに職歴を重ね、現在の仕事に落ち着く。レシピ本や観光情報誌、学校案内パンフレットなどの編集に携わる一方、再びめぐりあった舞台のおもしろさを広く伝えるべく、文化・エンタメジャンルのスターファイルで、役者インタビューなどを執筆している。

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