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矢崎広が『PHOTOGRAPH 51』出演/下

ロンドンで話題を集めた新作をブロードウェイの気鋭の演出家演出で日本初演

大原薫 演劇ライター


矢崎広が『PHOTOGRAPH 51』出演/上

最近「大人になったね」ってよく言われます(笑)

拡大矢崎広=冨田実布撮影

――今回、ロザリンド役の板谷由夏さんが初舞台だそうですが、矢崎さんの初舞台の頃はいかがでしたか?

 劇団ひまわりの研究公演だったんですけど、人前に出て、自分の芝居を皆が見ているという感覚が楽しかったし、今自分がやりたい、自分がいいと思っている芝居を全力でやっていましたね。「(出来が)いい、悪い」はあったと思いますが、何だか楽しかった。「楽しい」というところから始められたのはよかったなと思いますね。その楽しさが今となっても残っているから。そこから後はどんどん、舞台の恐怖を知るだけなので(笑)。

――恐怖、ですか(笑)。

 舞台に立つ怖さ、見抜かれる怖さ、とか。お客様の時間もお金も預かっていることに対する責任感を覚えるようになった。でも、初舞台の頃は何も考えないで、楽しいだけでしたね。16,7歳の頃です。

拡大矢崎広=冨田実布撮影

――そこから始まって、どんどんご自分の中でも変化があって、実力を身につけてきて。

 「その頃よりうまくなった」ということではないですが、考えることがどんどん深くなっていったんでしょうね。たまには「いい台詞の出し方ができたな」と自分をほめる瞬間もなくはないですけど、それが本当に正解かどうかはわからない。お客様から「感動しました」とか「『PHOTOGRAPH 51』楽しみです」と言ってくださるお客様がたくさんいらっしゃるので、その方たちの思いに応えたいという気持ちがあるから、今頑張っていられるんだと思います。

――矢崎さんの舞台を以前から拝見していますが、最近の矢崎さんを拝見して、こういう言い方をするのは失礼ですが、「矢崎さん、大人になったな」と感じるんです。

 ハハハ、最近「大人になったね」ってよく言われるんですよ。

◆公演情報◆
PHOTOGRAPH 51(フォトグラフ 51)
2018年4月6日(金)~22日(日)  東京・東京芸術劇場シアターウエスト
2018年4月25日(水)~26日(木) 大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
※一般発売日:2018年1月27日(土)開始
※お問い合わせ(10 時~18 時):梅田芸術劇場 0570-077-039[東京] 06-6377-3888[大阪]
[スタッフ]
作:アナ・ジーグラ
演出:サラナ・ラパイン
翻訳:芦澤いずみ
[出演]
板谷由夏、神尾佑、矢崎広、宮崎秋人、橋本淳、中村亀鶴
公式ホームページ
公式ツイッター
公式インスタグラム
〈矢崎広プロフィル〉
2004年ミュージカル『空色勾玉(まがたま)』でデビュー。舞台を中心に、ドラマ、映画、アニメの声優など幅広く活躍。主な舞台出演作は、『人間風車』『モマの火星探検記』『ロミオ&ジュリエット』『スカーレット・ピンパーネル』『ジャージー・ボーイズ』など。
矢崎広公式ホームページ
矢崎広公式ツイッター

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筆者

大原薫

大原薫(おおはら・かおる) 演劇ライター

演劇ライターとして雑誌やWEB、公演パンフレットなどで執筆する。心を震わせる作品との出会いを多くの方と共有できることが、何よりの喜び。ブロードウェー・ミュージカルに惹かれて毎年ニューヨークを訪れ、現地の熱気を日本に伝えている。

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