寡占に対する公取委の改善命令が、JASRACという巨象を突き動かしているのか
2017年08月29日
一般社団法人・日本音楽著作権協会(JASRAC)は、2017年7月11日に香川県高松市、北海道札幌市の理容店、飲食店での著作物の使用差し止めと損害賠償を求めて、訴えを起こしたことが報道された。また京都大学がホームページに載せた総長式辞にも「問い合わせ」を行ったと伝えられているが、ここ最近、JASRACが著作権料の徴収を積極的に行うようになっている。
音楽教室側は約56万人分の反対署名を提出、さらに「音楽教室を守る会」を結成しJASRACに対し、「音楽教室でのレッスンには著作権法に定める演奏権は及ばず、JASRACの徴収権限は無いことを確認するため」の「音楽教室における著作物使用にかかわる請求権不存在確認訴訟」を東京地方裁判所に提起している。
ちまたでは「CDの売上減がJASRACの収入基盤を脅かしたため、JASRACがなりふり構わない徴収策に出ている」という言説もあるが
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