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女性ひとり飲み事情の移り変わり、大阪の場合

梅田の阪神百貨店催事の盛り上がり

菘あつこ フリージャーナリスト

ゴールデン街では若い女性の「ひとり飲み」が増えている=2012年、東京都新宿区歌舞伎町1丁目拡大ゴールデン街では若い女性の「ひとり飲み」が増えている=2012年、東京都新宿区歌舞伎町1丁目
  実は、私はお酒好きだ。横に友人がいたら、大きくウンウンと頷かれているに違いない。気の合う友人とワイワイ飲むのも好きだし、家で飲むのも好き、それに仕事帰りや出張先でフラッと外で1人で飲むのも結構好きだ。とはいえ、20年くらい前には、さすがに女性が1人で外で飲んでいるというのは、あんまりない光景──というか、いなくはなかっただろうけど、きっと珍しくて、お店の人に「ひとり、淋しくないですか?」と、素朴な疑問をぶつけられたり……といった経験も。

  時代はゆるやかに変わっていき、“おひとりさま”歓迎の店も増えて……だいぶ過ごしやすくなってきたけれど、それでも、やはり食事をするお店でお酒も、というのが普通で、おじさんが数百円で楽しむ酒屋の“立ち飲み”みたいなのは、気になりながらも、さすがに躊躇していた。

   だけど、最近、それに近いくらい、一杯だけでもOKな飲み方がお酒好き女性に浸透して来ているように感じる。それは、まず、システム的には酒屋の立ち飲みと同じなんだけど、それの、ちょっとおしゃれに見えるワインを扱う店でカウンターでワインを一杯だけでも味わえる場所が増えたこと。これは女性にもあまり抵抗がない。

  そして、大阪・梅田の場合、私が最近注目しているのが阪神百貨店。まず、ここのアルコール類売り場は、他の百貨店に比べてかなり広い。品揃えも豊富で、 ・・・続きを読む
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筆者

菘あつこ

菘あつこ(すずな・あつこ) フリージャーナリスト

フリージャーナリスト。立命館大学産業社会学部卒業。朝日新聞(大阪本社版)、神戸新聞、バレエ専門誌「SWAN MAGAZINE」などに舞踊評やバレエ・ダンス関連記事を中心に執筆、雑誌に社会・文化に関する記事を掲載。文化庁の各事業(芸術祭・アートマネジメント重点支援事業・国際芸術交流支援事業など)、兵庫県芸術奨励賞、芦屋市文化振興審議会等行政の各委員や講師も歴任。著書に『ココロとカラダに効くバレエ』。

 

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