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香取慎吾は見事再生、天才飯島三智の手腕

木村拓哉はCMが激減する一方で、香取慎吾はBMWのイメージキャラクターへ

杉浦由美子 ノンフィクションライター

独立後、「新しい地図」というプロジェクトをスタートさせた香取慎吾=2018年4月24日、門間新弥撮影拡大独立後、「新しい地図」というプロジェクトをスタートさせた香取慎吾=2018年4月24日、門間新弥撮影
 SMAPが解散し、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の3人は、マネージャーの飯島三智と共に会社を立ち上げ、『新しい地図』というプロジェクトをスタートさせた。この試みの新鮮さもなくなってきたが、その一方で、香取慎吾はタレントとして再ブレイクしつつある。

 正直、解散前にタレントとして最も危機的状況だったのは香取慎吾だろう。木村拓哉や草彅、稲垣は俳優として実力をつけ、中居正広はバラエティ番組のMCとしての地位を確立していた。しかし、香取は俳優としてもMCとしても中途半端な状態にあったと思う。実際、この春まで彼がメインをつとめていたバラエティ番組『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)も視聴率低迷していた。そのため、「ジャニーズを辞めたら香取は仕事がなくなるのでは」という旨をネットメディアで書かれることもあった。

 ところがだ。蓋を開けてみれば、SMAP解散で、キャリアアップしたのは、現状、香取慎吾なのである。

 絵も描く彼は、文化人タレントとして活躍しているようにも見える。この7月からフランスのパリなどで行われる日本博『ジャポニスム2018』の広報大使にも任命され、安倍晋三首相とツーショットの写真が大きく報道され、『週刊女性』(主婦と生活社)の表紙にもなった。

世界中のスターが欲しがる仕事への抜擢 ・・・続きを読む
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筆者

杉浦由美子

杉浦由美子(すぎうら・ゆみこ) ノンフィクションライター

1970年生まれ。日本大学農獣医学部(現・生物資源科学部)卒業後、会社員や派遣社員などを経て、メタローグ社主催の「書評道場」に投稿していた文章が編集者の目にとまり、2005年から執筆活動を開始。『AERA』『婦人公論』『VOICE』『文藝春秋』などの総合誌でルポルタージュ記事を書き、『腐女子化する世界』『女子校力』『ママの世界はいつも戦争』など単著は現在12冊。

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