政治・国際2011年、死刑執行ゼロを考える

写真:2011年、死刑執行ゼロを考える
長野市の一家殺害事件で、死刑判決が出た法廷=2011年12月27日、長野地裁(絵・河西絵里子)
2011年12月29日

2011年は、死刑が一件も執行されない年になった。これは実に19年ぶりのことだ。平岡秀夫法務大臣は死刑制度について、「人の生命を絶つ極めて重大な刑罰で、慎重な態度で臨む必要がある」と述べている。しかし、12月27日には、2010年の長野市での一家3人殺害事件で求刑通りの死刑判決が出ている。その一方で、1966年の一家4人殺害事件の袴田巌(いわお)死刑囚(75)の第2次再審請求で、DNA型鑑定に基づき弁護団が静岡地裁に再審開始を決定するよう申し入れた。いまだ議論が活発とは言えない死刑制度の是非についてあらためて考える。

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