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地方選挙に一石を投じた千代田区議選の試み

地域への関心と豊かさを回復させるために

鈴木崇弘 城西国際大学客員教授(政治学)

 4月の統一地方選が終わった。この選挙に関する様々な数字をまとめたのが、「【表1】 2015年統一地方選挙の主な結果」である。

「表1:2015年統一地方選挙の主な結果」拡大【表1】 2015年統一地方選挙の主な結果

 今回の統一地方選は、女性の候補者率や当選率が増加するなどの明るい面もなくはないが、それ以外は、最低の投票率、最高の無投票率のオンパレードであり、有権者や住民の地域に対する関心が低下していることがわかる。

 その中でも特に象徴的なのは、2013年住民平均所得が前年以上となった自治体の議員選無投票率が10.95であるのに対して、前年以下の自治体の無投票率は23.9%であったことである。しかも、無投票自治体48のうち44は、 ・・・続きを読む
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筆者

鈴木崇弘

鈴木崇弘(すずき・たかひろ) 城西国際大学客員教授(政治学)

城西国際大学大学院国際アドミニストレーション研究科客員教授。1954年生まれ。東京大学法学部卒。マラヤ大学、イースト・ウエスト・センターやハワイ大学大学院等に留学。東京財団の設立に関わり、同財団研究事業部長、大阪大学特任教授、自民党の政策研究機関「シンクタンク2005・日本」の設立に関わり、同機関理事・事務局長などを経て現職。中央大学大学院公共政策研究科客員教授。著書に『日本に「民主主義」を起業する――自伝的シンクタンク論』『シチズン・リテラシー』『僕らの社会のつくり方――10代から見る憲法』など。

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