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[4]韓国の教育現場は今――受験

ある日本人お父さんのショック

伊東順子 フリーライター・翻訳業

韓国ではモンスター・ペアレントになるべき?

 「教科書問題」や「愛国心教育」は、メディア的には話題になりやすいが、実際の教育現場で重要なのはなんといっても「先生」だ。

 これは子供をもつ親だけでなくても、自身が経験した過去を振り返れば自明である。

 教師だって人間であり、いろんな人がいる。日本では時々「盗撮やセクハラ教師」などの犯罪者も話題になるが、そこまでいかなくても「保身」とか「怠慢」とか、先生の個性でクラスの雰囲気はガラリと変わる。

ソウル・延世大学の入試の願書受付に訪れた受験生や親たち拡大ソウル・延世大学の入試の願書受付に訪れた受験生や親たち
 ある日本人の母親はこんなことを言っていた。

 「だから新学期が始まったら、まずは担任の先生に挨拶に行きます。私は日本人ですので、よろしくと言っておけば、少しはましでしょう」

 「日本だとモンスター・ペアレントと言われるかもしれませんが、韓国では親が学校に対して積極的にものを言うのは普通のことです。黙っていてはダメなんです」

 また、日韓カップルの場合は、配偶者である韓国人の活躍も重要だ。 ・・・続きを読む
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筆者

伊東順子

伊東順子(いとう・じゅんこ) フリーライター・翻訳業

愛知県豊橋市生まれ。1990年に渡韓。著書に『もう日本を気にしなくなった韓国人』(洋泉社新書y)、『ピビンバの国の女性たち』(講談社文庫)等。

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