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野党委員が委員長席に詰めかける中、組織的犯罪処罰法の改正案の採決を待つ金田勝年法相(右)=19日20170519拡大混乱の中、「共謀罪」の採決を待つ金田勝年法相(右)=2017年5月19日、衆院法務委員会
5月16日(火) きのう開かれた中曽根康弘元首相の白寿(99歳)を祝うパーティーに読売新聞本社グループ渡辺恒雄主筆が出て挨拶したそうだ。「いよいよ安倍内閣で憲法改正実現の運びとなれば、中曽根さんも非常にハッピー」と述べたとか。

 4年前に『報道特集』で取材したアッツ島玉砕について、当時お世話になった「玉砕の生き残り」高木発明さん(北海道旭川市在住)が死去されたとの知らせが、アッツ島企画の「首謀者」RKB毎日放送の西嶋さんから入った。享年95歳。

 明治大学Uさんからお話のあった特高警察資料の持ち主、渡部富哉氏との連絡を試みる。電話でお話しした限り、とてもお元気で、87歳の年齢を感じさせない。内務省や特高警察資料の面白い点は何かと尋ねたら、予防拘禁所と思想犯の「島流し」(ボルネオあたりに実際に追放した)の2つだよ、と勢いよく答えられたが、記憶力は実にしっかりしている。

 午後Uさんの元研究室に資料を取りに行く。段ボール箱4つ分。この大量の資料を一体どうやって読み込むべきか。きちんとやれば1年以上かかってしまうな。鈴木邦男さんと連絡。CSのTBSニュースバード「ニュースの視点」の「渋さ知らズ」企画、明日がオンエアなのでその予告をFB上にあげる。

彼には教育を語る資格があるのだろうか

5月17日(水) 段ボール資料を読む。これは思ったより大変な価値のある資料だわい。どうして今まで放っておかれたのだろうか。渡部富哉氏とは、考えてみれば僕にも接点があった。かつて伊藤律が北京から帰国した時に、支援をされていた方々の中の一人だ。椎野悦朗とか志田重男といった日本共産党元幹部の名誉回復を歴史資料からこつこつとされていたのではなかったか。当時、僕が懇意にしていた、と言うよりも様々な点で交流の深かった東京・神田神保町のウニタ書舗店主・遠藤忠夫さん(故人)経由で、渡部さんのことを知ったのだと思う。戦前戦中の特高資料(「特高月報」など)で復刻され出版されているのは歴史のほんの一部にすぎない。

 朝日新聞が加計学園の獣医学部新設をめぐる疑惑で文科省の内部文書をすっぱ抜いている。相当に ・・・続きを読む
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筆者

金平茂紀

金平茂紀(かねひら・しげのり) TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

TBS報道局記者・キャスター・ディレクター。1953年、北海道生まれ。東京大学文学部卒。1977年、TBSに入社、報道局社会部記者を経て、モスクワ支局長、「筑紫哲也NEWS23」担当デスク、ワシントン支局長、報道局長、アメリカ総局長、コロンビア大学客員研究員などを経て、2010年より「報道特集」キャスター。2004年、ボーン・上田記念国際記者賞受賞。著書に『沖縄ワジワジー通信』(七つ森書館)、『ロシアより愛を込めて――モスクワ特派員滞在日誌 1991-1994』(筑摩書房)、『二十三時的――NEWS23 diary 2000-2002』(スイッチ・パブリッシング)など。共著に『テレビはなぜおかしくなったのか<原発・慰安婦・生活保護・尖閣問題〉報道をめぐって>』(高文研)、『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ』(角川書店)など多数。

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