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儀仗(ぎ・じょう)隊の前を歩く稲田朋美前防衛相=31日午後0時13分、東京都新宿区の防衛省20170731拡大防衛省を去る日、儀仗隊の前を歩く稲田朋美氏=2017年7月31日
7月25日(火) 朝寝坊してしまった。右腕の鈍痛続く。

 局の定例会議のあと、国会の閉会中審査の取材へ。今日は参議院に舞台を移して。議場の第一委員会室は広いようでいて案外狭い。記者傍聴席からはいろんな人々の表情がよくみえる。丁寧な説明をするということで、安倍首相の答弁のトーンは一見ソフトにきこえたが、実質的な中身については強硬姿勢のままで何も変わっていない。驚いたというか、呆れてしまったのは、首相が獣医学部新設の事業主体が加計学園だと知ったのは「今年1月20日だった」と重ねて表明したことだ。今日に至ってもこういう無理筋の答弁で国会が通ると思っている傲慢さ、鈍感さが耐え難いレベルに達してきているように感じられる。

 民進党のレンホー代表や共産党の小池晃議員の追及に迫力を感じた。小池議員に対する首相の答弁ぶりをみていて、何だか小学校の学級会で、しどろもどろの言い訳をしている、あまりスマートではない学級委員長の姿をみているようで、虚しさと幼稚さを感じた。その他の委員の答弁をきいていて、何だかああいう歳のとり方はしたくないなあという不快感も残った。

 国会の質疑終了後、前川喜平氏にインタビュー。いつものように清廉さと沈着さを失っていないところがこの人物に備わった人徳だろう。

 右腕治療で飲酒が禁じられているので、何と健康的な生活を送っていることか。

「共生社会」ではなく「分断されにくい社会」

7月26日(水) 朝から雨が降っている。時折、雨足が強くなる。海外出張のチケットで行き違いあり。まいったなあ。

 今日は、相模原市の津久井やまゆり園事件から1周年にあたる。きのうの夜のNHK『クローズアップ現代+』でも、植松聖被告本人からの手紙が紹介されていたが、そのなかにトランプ大統領の主張に共感したとのくだりが ・・・続きを読む
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筆者

金平茂紀

金平茂紀(かねひら・しげのり) TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

TBS報道局記者・キャスター・ディレクター。1953年、北海道生まれ。東京大学文学部卒。1977年、TBSに入社、報道局社会部記者を経て、モスクワ支局長、「筑紫哲也NEWS23」担当デスク、ワシントン支局長、報道局長、アメリカ総局長、コロンビア大学客員研究員などを経て、2010年より「報道特集」キャスター。2004年、ボーン・上田記念国際記者賞受賞。著書に『沖縄ワジワジー通信』(七つ森書館)、『ロシアより愛を込めて――モスクワ特派員滞在日誌 1991-1994』(筑摩書房)、『二十三時的――NEWS23 diary 2000-2002』(スイッチ・パブリッシング)など。共著に『テレビはなぜおかしくなったのか<原発・慰安婦・生活保護・尖閣問題〉報道をめぐって>』(高文研)、『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ』(角川書店)など多数。

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