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撮影の裏話や作品に込めた思いを語る石川真生=那覇市 20170906拡大作品に込めた思いを語る石川真生さん= 2017年9月6日、那覇市
11月7日(火) 午前中、局で定例会議。トランプ訪日でさまざまに起きた出来事をめぐって何にフォーカスするかは、人によってこれほど意見が異なるものなのかと痛感。遠く連なる冬の山脈の風景をみていたい。「クレスコ」の原稿を書く。SNSの怖さについて。座間の事件の背景にあるもの。

 夜、飯田橋で出版社編集者Hさん、Tさんらと打ち合わせで歓談。出版界は今、苦境にあると言われているが、優秀な編集者がちゃんと生き残っていると実感。

山田風太郎の洞察力、言葉の重み

11月8日(水) 朝、何気なくみていたNHKのBSのテレビで、山田風太郎の『戦中派不戦日記』を三国連太郎が朗読している番組をやっていた。ということは随分前の番組の再放送だろう。山田風太郎日記は文庫本版を愛読していたが、今、朗読を聞いても、いや今だからなおさら、鋭い洞察力に裏打ちされた言葉の重みが迫ってくるような気がする。それにしても、かつてのNHKはこのような番組を制作していたのだ。すごいや。

 トランプ大統領が韓国国会で演説。大統領がなかなか議場に現れないで、登壇を待っているあいだの韓国国会議員たちの表情が面白かった。随行のクシュナー上級顧問らが着席して、メラニア夫人をともない大統領が議場に現れると、自然と拍手が巻き起こった。演説のうちの7~8割くらいが現在のトップ金正恩氏が率いる北朝鮮の国家体制への非難に充てられていた。今の北朝鮮はあなたのお爺さん(建国の祖・金正日国家主席)の思い描いていたパラダイスではないぞ、と。

 局近くで某氏と昼食をとりながら意見交換。このためMさんから誘われていた昼食会に参加すること能わず。夜、H氏と歓談。目の前で進行している理不尽について。 ・・・続きを読む
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筆者

金平茂紀

金平茂紀(かねひら・しげのり) TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

TBS報道局記者・キャスター・ディレクター。1953年、北海道生まれ。東京大学文学部卒。1977年、TBSに入社、報道局社会部記者を経て、モスクワ支局長、「筑紫哲也NEWS23」担当デスク、ワシントン支局長、報道局長、アメリカ総局長、コロンビア大学客員研究員などを経て、2010年より「報道特集」キャスター。2004年、ボーン・上田記念国際記者賞受賞。著書に『沖縄ワジワジー通信』(七つ森書館)、『ロシアより愛を込めて――モスクワ特派員滞在日誌 1991-1994』(筑摩書房)、『二十三時的――NEWS23 diary 2000-2002』(スイッチ・パブリッシング)など。共著に『テレビはなぜおかしくなったのか<原発・慰安婦・生活保護・尖閣問題〉報道をめぐって>』(高文研)、『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ』(角川書店)など多数。

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