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女性が遺棄された現場の献花台には、花やぬいぐるみが供えられていた=16日午前10時9分、沖縄県恩納村拡大アメリカ元海兵隊員による殺人、強姦(強制性交)致死等の事件で、会社員女性が遺棄された現場=沖縄県恩納村
11月21日(火) 家のお風呂がまだ壊れたままでお湯が出ない。おまけに、髭剃りをしくじって剃刀で鼻の下を切ってしまい、そこから黴菌(ばいきん)が入ったのか腫れてきた。痛い。じくじくする。

 知己のイギリス人ジャーナリスト、ジョン・ミッチェル氏からメールが入っていた。沖縄のアメリカ軍基地の兵士、将校らが絡んだ性犯罪の実態を記した内部文書を情報公開法に基づいて請求し入手したという。その内容が面白い。

 局で定例会議の後、中東取材の準備など。背中が痛い。運動不足で体が弱っているのだろう。昼すぎに下町まで足をのばして泳ぎに行く。30分ゆっくりと泳ぐ。お風呂にも入る。心身とも少しは楽になった。

 来月をもって日本からニューヨークに渡るMさんの個人的な送別会を家人と共に学芸大学近くで。Mさんは僕がワシントンで勤務していた時以来の仲間だ。ダンスとマラソンが好きな元気のいい女性だ。カメラマンとしてワシントンで身を立て(当時のTBSワシントン支局の森雄吾カメラマンが技術を授け、育てた)、テレビ東京のワシントン支局で働いていた。14年アメリカにいたが、3年前、日本に戻り東京で働いていた。だが、今回、決意して再びアメリカに戻ることになった。その決意たるや了とすべし。ニューヨークでも彼女ならやっていけるだろう。何しろニューヨークは何でもありのチャンスの地域だから。

沖縄・海兵隊員の飲酒運転死亡事故現場へ

11月22日(水) 「週刊現代」の原稿。中東取材の準備。今年読んだ本で心に残った3冊をあげろとのアンケートがきている。考えてみれば今年は本当に本を読む時間が少なくなった。特に単行本。じっくりと時間をかけて本を読むことは贅沢な時間だ。それが減っているというのはよくないな。

 沖縄米軍基地の性犯罪に関する内部資料の件で、ジョン・ミッチェル氏と会う。インタビュー。NCIS(Naval Criminal Investigative Service)の資料などに目を通す。沖縄行きの準備。ところが羽田発那覇行きの便は全部満席! まいった。甘かった。明日は祝日だったのだ。勤労感謝の日。空席待ちを頼んでいたら、夜になって明日の早朝便に空席が1席だけ出たとの連絡。他のディレクターやカメラクルーたちは何と茨城空港からの那覇直行便でしか行けないという。まいった。お風呂が壊れていてお湯が依然として出ない。

11月23日(木) 早朝の便で那覇へ。眠い。飛行機は満席だ。金曜日にお休みをとれば4連休だものな。那覇に着いたはいいけれど、まだ琉球放送に行くには早すぎる。時間をつぶす。もう長く使ってきている携帯電話(アイフォン5)のバッテリーの減り方が異様に早くなっている。2時間ほどですぐにバッテリー不足の表示が出てしまうのだ。まいった。緊急の場合を想定してレンタル携帯を空港で借りる。

 そうこうしているうち持参したパソコンが起動しなくなった。全く何てこったい。琉球放送報道局に挨拶に行き必要な素材のダビングをお願いしてのちに、パソコン修理業者を探す。国際通りから少し入った場所にショップがあって、ちょっと見せてくださいと言われ、若い店員さんが直してくれた。よかった! 

 茨城から飛んできた取材クルー・チームとドッキングして、簡単な打ち合わせの後、アメリカ海兵隊員の飲酒運転による交通死亡事故現場に取材に行く。 ・・・続きを読む
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筆者

金平茂紀

金平茂紀(かねひら・しげのり) TBS報道局記者、キャスター、ディレクター

TBS報道局記者・キャスター・ディレクター。1953年、北海道生まれ。東京大学文学部卒。1977年、TBSに入社、報道局社会部記者を経て、モスクワ支局長、「筑紫哲也NEWS23」担当デスク、ワシントン支局長、報道局長、アメリカ総局長、コロンビア大学客員研究員などを経て、2010年より「報道特集」キャスター。2004年、ボーン・上田記念国際記者賞受賞。著書に『沖縄ワジワジー通信』(七つ森書館)、『ロシアより愛を込めて――モスクワ特派員滞在日誌 1991-1994』(筑摩書房)、『二十三時的――NEWS23 diary 2000-2002』(スイッチ・パブリッシング)など。共著に『テレビはなぜおかしくなったのか<原発・慰安婦・生活保護・尖閣問題〉報道をめぐって>』(高文研)、『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ』(角川書店)など多数。

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