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技術流出を恐れず国際交流の推進を

寺岡伸章

寺岡伸章 寺岡伸章(日本原子力研究開発機構核物質管理科学技術推進部技術主席)

日本の有名大学の理工系博士課程学生の外国人の割合は、3分の1とも言われている。彼らは帰国後、日本企業のライバルであるサムスンやレノボに就職していく。国有財産が海外に侵食されていると叫んでも、仕方がない状況まできている。人材の国際交流が盛んになれば、ある程度の科学的知見や技術が流出することは避けられないのが実態だ。技術流出が避けられなければ、どう戦略を立てるべきだろうか。
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