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「鎮守の森」のエネルギーコミュニティー(上)

広井良典

広井良典

震災復興と、さらにその先の日本のありようを構想する、朝日新聞の「ニッポン前へ委員会」のメンバーに加わらせていただくことになった。5月1日付紙面にも掲載されているように、このテーマをめぐる私自身の基本スタンスは以下のようなものである。

 すなわち、震災復興をめぐる集中的な対応が求められているが、日本社会が抱える構造的な諸課題そのものは、震災の前後で変わっていない。今回の震災は、それをさまざまな面で先鋭化させたものとしてとらえ、したがって震災を契機に本来必要だった改革やパラダイム転換を加速させるという方向が重要ではないか。 ・・・続きを読む
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筆者

広井良典

広井良典(ひろい・よしのり) 京都大学こころの未来研究センター教授(公共政策・科学哲学)

1961年生まれ。84年東京大学教養学部卒業(科学史・科学哲学専攻)。厚生省勤務、千葉大学法政経学部教授を経て現職。この間、マサチューセッツ工科大学客員研究員。社会保障、医療、環境などをめぐる政策研究からケア、死生観などについての哲学的考察まで幅広く発信。『コミュニティを問いなおす』(ちくま新書)で第9回大佛次郎論壇賞を受賞した。

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