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むかし「合意」をめざした脳死臨調があった

尾関章

尾関章 科学ジャーナリスト

脳死になった少年から臓器を譲り受ける移植手術が4月中旬にあった。

 脳死の子からの臓器提供は、国内では初めてのことだ。ふつうなら新聞の1面トップで伝えられるはずだが、震災原発報道のさなかで記事はそれほど目立たなかった。だが、考えさせられることの多いニュースではある。

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