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林業で食っていける日本にしよう

高橋真理子

朝日地球環境フォーラムが終わった。私は「暮らし方を変える」をテーマにした分科会を企画して司会を務めた(9月24日付け朝日新聞朝刊で会議内容を紹介)。持続可能性、地産地消、一極集中から多極化へ。これからの日本の方向性を示すキーワードを並べたとき、真ん中に浮かび上がってきたのが「森」だった。国土の7割が森林なのだから、その恵みを生かさない手はないのに、国産材は売れず、そのため森の手入れが行き届かず、山は荒れていくという八方ふさがりに陥っている。これを打開するには、林業で食っていけるようにするしかない。それを阻んでいる規制や仕組みや思い込みをどれだけ早く変えていけるか。私たちに問われているのは、その点だと議論を通じて確信した。

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筆者

高橋真理子

高橋真理子(たかはし・まりこ) 朝日新聞 科学コーディネーター

朝日新聞 科学コーディネーター。1979年朝日新聞入社、「科学朝日」編集部員や論説委員(科学技術、医療担当)、科学部次長、科学エディター(部長)などを務める。著書に『最新 子宮頸がん予防――ワクチンと検診の正しい受け方』、共著書に『村山さん、宇宙はどこまでわかったんですか?』『独創技術たちの苦闘』『生かされなかった教訓-巨大地震が原発を襲った』など、訳書に『ノーベル賞を獲った男』(共訳)、『量子力学の基本原理 なぜ常識と相容れないのか』。

 

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