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原発のPR映画が果たした役割は?

米山正寛 ナチュラリスト

 映画産業が隆盛を極め、原子力産業が発展期にあった1960~70年代、原子力発電所を紹介し、その技術的かつ社会的な優位性を宣伝するため、数多くの原発PR映画がつくられた。電力会社あるいは政府機関とその関連団体が企画にあたり、原発の受容や安全神話の構築に大きな役割を果たしたと思われる。はっきりした統計はないが、
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