2013年02月23日
電車など高速で移動する物体が通過するとき急激な圧力上昇(突風)が起こる。隕石のように超音速(マッハ1以上)で空気中を飛ぶ場合、突風が壁のような衝撃になる現象が起こる。これが衝撃波だ。特に隕石が分裂する際には圧力が極端に高くなり、隕石自体が爆発しなくても、衝撃波が爆風のように強くなる。こうした衝撃波は横向きに素早く広く伝わる。そのために広い範囲で窓ガラスが割れた。しかも隕石が地表に向けて斜めに長い時間飛行したことで、単なる衝突よりも遥かに広い範囲に影響を及ぼした。
Anton Goncharov氏撮影
大気圏突入時の状態は、
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