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明治以降、草食化が進んだ北海道のヒグマ!

人間活動の影響で、豊富にいた魚や獣から遠ざけられていった……

米山正寛

知床半島で、サケをとらえたヒグマ拡大知床半島で、サケをとらえたヒグマ
 秋を迎えて、ヒグマが北海道の川でサケやマスを捕らえる写真が報道される季節となった。撮影地として選ばれるのは知床半島だ。世界自然遺産として豊かな生態系が残されている土地柄であり、それを象徴的に表現する素材として被写体に選ばれているのだろう。ところが、そんな知床でさえ、クマが食べる餌に占めるこうした魚の割合はわずかであり、しかも明治時代の開拓以降に起こった変化により、急激に北海道のヒグマの草食化が進んだであろうことが、最近の北海道大学や京都大学、総合地球環境学研究所(地球研)などの研究で明らかになりつつある。 ・・・続きを読む
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筆者

米山正寛

米山正寛(よねやま・まさひろ) 森林文化協会事務局長補佐

公益財団法人・森林文化協会事務局長補佐(学術、出版)兼「グリーン・パワー」編集長。朝日新聞の科学記者を経て現職。とくに自然史科学と農林水産技術に関心を寄せ、取材活動を重ねてきた。森林文化協会は、「山と木と人の共生」を基本理念として1978年に設立された朝日新聞創刊100周年記念の財団。
森林文化協会公式サイト

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