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カブトムシの幼虫たちは、なぜ集まるの?

地球温暖化を引き起こす、あの物質が深く関わっていた!

米山正寛

 タイトルを見て「カブトムシなんて、夏の話題なのに」と毛嫌いせず、啓蟄(けいちつ)が近づく時期なので、そろそろ虫の話題もよかろうと思って読んでいただきたい。夏の雑木林に君臨する漆黒の体になるため、今、カブトムシの幼虫たちは森の地面を覆う落ち葉の下で、餌となる腐葉土をモリモリ食べて成長中だ。特にオスは、幼虫の時期に餌をたっぷり食べて体を大きくした方が、成虫になってから樹液やメスをめぐる闘争に有利だとされている。どれだけ体を大きくできるかを左右するのが、今の季節なのだ。

カブトムシの幼虫は同じ場所から大量に見つかることがしばしばだ拡大カブトムシの幼虫は同じ場所から大量に見つかることがしばしばだ
 カブトムシの幼虫たちは、しばしば腐葉土の中で数十匹といったかなりの数の個体が集まって暮らしていることが知られている。それはなぜなのだろうか。 ・・・続きを読む
(残り:約1825文字/本文:約2133文字)

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筆者

米山正寛

米山正寛(よねやま・まさひろ) 森林文化協会事務局長補佐

公益財団法人・森林文化協会事務局長補佐(学術、出版)兼「グリーン・パワー」編集長。朝日新聞の科学記者を経て現職。とくに自然史科学と農林水産技術に関心を寄せ、取材活動を重ねてきた。森林文化協会は、「山と木と人の共生」を基本理念として1978年に設立された朝日新聞創刊100周年記念の財団。
森林文化協会公式サイト

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