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科学・環境
本格的な科学ネタは、読者や視聴者におおむね拒否される。だがノーベル賞だけは別格で、ウケるらしい。なぜだろう。一方、日本人が受賞するたびに、 … [続きを読む]
下條信輔 2010年12月01日
脳神経科学から人間の経済行動を理解しようとする「神経経済学」が、数年前から注目されている。ものを売ろうとする人たちの間では「ニューロマーケ … [続きを読む]
下條信輔 2010年12月16日
2010年も激動の一年だった。その中で、科学技術の未来を占う意味で特に印象に残ったのは、チリの鉱山岩盤事故だ。人々の団結が多くの命を救った … [続きを読む]
下條信輔 2010年12月28日
大雪で飛行機がとまったアムステルダム空港で「欧州寒波の「想定外」/技術と社会の接点」(22日)を書いたのは北野宏明さんだ。予定していたテー … [続きを読む]
尾関章 2010年12月30日
現代社会はストレスに満ちている。その原因には、光や音など感覚刺激の過剰、速度の過剰もあるし、人間関係が複雑化したこともある。だがそれ以上に … [続きを読む]
下條信輔 2011年01月14日
いわしの頭も信心から。昔からよく聞くことばだ。病は気からとか、万事気の持ちよう、とも言う。またスポーツや武道では、技術的なことよりも精神力 … [続きを読む]
下條信輔 2011年01月25日
朝日新聞「孤族の国」が反響を呼んでいる。それを受けて、内閣に「孤族」支援特命チームが発足というニュースもあった。 社会構造の変化から、中高 … [続きを読む]
下條信輔 2011年02月03日
圧勝であった。IBMの開発したWATSON(ワトソン)が、クイズ番組JEOPARDY! でチャンピオン2人に勝利したのである。歴史的な快挙 … [続きを読む]
北野宏明 2011年03月05日
米国で2位の書店チェーン、ボーダーズが会社更生法を申請した。また大学のキャンパスから、図書館や書籍部が消えようとしている。本の愛好家には、 … [続きを読む]
下條信輔 2011年03月10日
「ブラック・スワン」という言葉がある。「滅多に出くわさない出来事」くらいの意味だ。巨大なインパクトがあり、きわめて稀だが、ひとたび起きるや … [続きを読む]
下條信輔 2011年04月20日
この大震災を体験して、人間が人間らしく生きるためには、心のケアが不可欠だということを私たちは身にしみて感じ始めている。大地が鳴動した以上に … [続きを読む]
山極寿一 2011年04月23日
想定外の大きな危機や損傷に対して、生物はどのように対処しているだろうか。現代世界のグローバル化と、それに伴う災害や危機の大規模化。そうした … [続きを読む]
下條信輔 2011年05月24日
前稿で、危機に対する生物の、柔軟でしぶといふるまいを紹介した。想定外の危機に強い社会システムについて、何か学べる所があるのでは、と考えたか … [続きを読む]
下條信輔 2011年05月28日
原発をめぐる現状は、言ってみれば「谷間の平穏」だ。 津波直後から危機的状況にあり、げんに大量の放射能が出ていた。それが後々になってから公表 … [続きを読む]
下條信輔 2011年07月01日
============================================== 朝日グループのジャーナリズムTV「朝日ニュース … [続きを読む]
2011年08月17日
2011年08月27日
ニュースや社会現象を国外からウォッチしていて、くり返し思い浮かぶことがいくつかある。外国に在住する日本人としての感想もあるが、心理学を専攻 … [続きを読む]
下條信輔 2011年09月09日
世の中の出来事は、実態と心理、このふたつのリアリティで成り立っている。その間の乖離が大きいと、巨大な人災の原因となりかねない。そういうこと … [続きを読む]
下條信輔 2011年09月12日
実態リアリティと心理リアリティの乖離。前稿ではそういう観点から、原発の危機を確率的に検証した。その結果、危険率が蓄積されることの必然の帰結 … [続きを読む]
下條信輔 2011年09月13日
後の祭りがたけなわだ。3.11以降の反省、分析、批判の数々のことだ。関連して本欄でも、次のように書いた。今回の震災は「ブラック・スワン(滅 … [続きを読む]
下條信輔 2011年10月08日
社会・経済的な理由から、「象牙の塔」への圧力が増している。基礎研究の冬の時代、応用科学と教育へのシフト。そうまとめられよう。 だが、日米の … [続きを読む]
下條信輔 2011年11月11日
九州電力のやらせメール問題が最初に報じられたとき、あらまし次のように書いた(本欄「やらせメールの深層心理」、および朝日新聞7月26日付)。 … [続きを読む]
下條信輔 2011年12月06日
前稿では「自発性」をキーワードに、九電やらせメール問題やウォール街のデモを考えた。またTVのバラエティー番組を例にとり、人々のリアクション … [続きを読む]
下條信輔 2011年12月07日
難解といえば、難解な物語である。 ひと月ほど前、僕は、不確定性原理の不等式を書き換えるべきだ、とする論文と悪戦苦闘した(WR1月23日付「 … [続きを読む]
尾関章 2012年02月10日
レシピを見ながら手のこんだ料理を初めて作って、おいしく仕上げる。すでに至難のわざだ。ましてや使う香辛料も初めてで、強火オーブンを初めて使い … [続きを読む]
下條信輔 2012年02月17日
科学・環境 チェルノブイリ報告
204X年早春。僕の名は鈴木アトム、大学1年生だ。 訳あって、小2以来連絡の途絶えている従妹、ヌクレに会いに行くことに決めた。 彼女の一家 … [続きを読む]
下條信輔 2012年03月10日
学術横断講義( 原子力社会学、認知工学、潜在記号学、環境ガバナンス・スタディ)学期末レポート(上) 204X年3月XX日 鈴木アトム … [続きを読む]
下條信輔 2012年03月12日
学術横断講義( 原子力社会学、認知工学、潜在記号学、環境ガバナンス・スタディ)学期末レポート(下) 204X年3月XX日 鈴木アトム … [続きを読む]
下條信輔 2012年03月13日
インターネットやさまざまなIT関連技術が社会にもたらすインパクトをめぐる議論は枚挙に暇がない。最近では、フェイスブックなどが中東の民主化運 … [続きを読む]
広井良典 2012年03月22日
前回のような基本的な把握を踏まえて、私としてはこうした「情報の進化(ひいては情報とコミュニティの進化)」を、人間の歴史の大きな展開の中でとら … [続きを読む]
広井良典 2012年03月23日
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