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ホントにエコ? 様々な道具を使って見抜きたい

小森敦司

小森敦司 朝日新聞経済部記者(エネルギー・環境担当)

 「ホントにエコか」を見抜く目が必要になった、と思う。テレビをつけると、エコを唱えるCMでいっぱいだ。「地球環境に優しい」を意味したエコCMは1990年ごろから出てきたが、いまや、ものすごい「露出」量になっている。

 確かに、人類は低炭素社会に向けて果敢に挑戦しないといけない。だから、消費者が地球環境の維持が大事だ、とメーカーにエコを求め、メーカーもエコな製品・商品を出す。それは大いに歓迎するが、どうも最近、エコという言葉が安易に使われ過ぎているのではないか。

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