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 経営危機によって、メインバンクの三井住友銀行から「破たん懸念先」に分類され、銀行から送り込まれた「山田ビジネスコンサルティング」が策定したリストラ策が進行中の光文社。『JJ』『CLASSY』など女性誌が主力の大手出版社だ。大株主にあたる講談社も3期連続赤字と苦しく、巻き添えをくらう可能性がある光文社への債務保証を拒否。光文社は2010年5月期中の大規模リストラを断行しない限り融資をストップされて倒産するという状況にまで追い込まれた。

 そこで300人余りの社員のうち、特別早期退職優遇制度で50人のリストラ要員を募集。対象は勤続15年以上で、年齢は、最終的に40歳以上にまで拡大された(当初は編集部門は50歳以上だった)。リストラに応募した「たぬきち」氏がブログでリストラの現場を綴ったことで話題になり、書籍化も決定。初版2万部で新潮社から緊急出版されるという。 ・・・ログインして読む
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筆者

渡邉正裕

渡邉正裕(わたなべ・まさひろ) 渡邉正裕(MyNewsJapan代表取締役、編集長、ジャーナリスト)

(株)MyNewsJapan代表取締役、編集長、ジャーナリスト。1996年、慶應大学卒業後、日本経済新聞記者に。99年、IBMビジネスコンサルティングサービスに移り、2004年に独立系ネットメディアMyNewsJapanを創業。ジャーナリズムを「権力と反対側にいる人たちをクライアントとするコンサルティングビジネス」と考え、コンサルティングのノウハウをジャーナリズムに適用している。近著に「35歳までに読むキャリアの教科書」(ちくま新書)

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