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日本政治の機能不全を回避せよ――国民益考え、是々非々の党に

小此木潔

小此木潔 上智大学教授(政策ジャーナリズム論)、元朝日新聞論説委員

 「みんなの党」がとるべき道は、日本政治が機能不全に陥らないよう、国民益と民意のありかをよく考えて、是々非々の政党として重要な役割を果たすことだ。もちろんこれは自民や公明などほかの政党にもいえることだが、「第三極」をめざすのであればなおさらのこと、イデオロギーや反対のための反対に陥らず、かといって取引で利益誘導を図ることもしない、合理主義の政党として実績を上げてほしい。

 参院選での、みんなの党の躍進の理由は、二大政党が増税を掲げた間隙を突いて、逆張りの「反増税」「脱官僚」「小さな政府」路線を掲げたことだ。渡辺喜美代表の戦略的成功ともいえる。これは

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筆者

小此木潔

小此木潔(おこのぎ・きよし) 上智大学教授(政策ジャーナリズム論)、元朝日新聞論説委員

ジャーナリスト、上智大学教授。群馬県生まれ。1975年朝日新聞入社。富山、奈良、大阪、ニューヨーク、静岡、東京で取材。論説委員、編集委員を経て2014年から現職。著書に『財政構造改革』『消費税をどうするか』(いずれも岩波新書)、『デフレ論争のABC』(岩波ブックレット)。監訳書に『危機と決断―バーナンキ回顧録』(角川書店)

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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