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日本政治の機能不全を回避せよ――国民益考え、是々非々の党に

小此木潔

小此木潔 上智大学教授(政策ジャーナリズム論)、元朝日新聞論説委員

 「みんなの党」がとるべき道は、日本政治が機能不全に陥らないよう、国民益と民意のありかをよく考えて、是々非々の政党として重要な役割を果たすことだ。もちろんこれは自民や公明などほかの政党にもいえることだが、「第三極」をめざすのであればなおさらのこと、イデオロギーや反対のための反対に陥らず、かといって取引で利益誘導を図ることもしない、合理主義の政党として実績を上げてほしい。

 参院選での、みんなの党の躍進の理由は、二大政党が増税を掲げた間隙を突いて、逆張りの「反増税」「脱官僚」「小さな政府」路線を掲げたことだ。渡辺喜美代表の戦略的成功ともいえる。これは ・・・ログインして読む
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筆者

小此木潔

小此木潔(おこのぎ・きよし) 上智大学教授(政策ジャーナリズム論)、元朝日新聞論説委員

上智大学教授。群馬県生まれ。1975年朝日新聞入社。富山、奈良、大阪、ニューヨーク、静岡、東京で記者をしてきた。近年は日本の経済政策や世界金融危機など取材。2009年5月から東京本社論説委員室勤務、11年4月からは編集委員も務め、14年4月から現職。著書に「財政構造改革」「消費税をどうするか」(いずれも岩波新書)、「デフレ論争のABC」(岩波ブックレット)。

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