メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

RSS

価格統制と労働市場

城繁幸

城繁幸 「Joe's Labo」代表取締役

 鈴木亘・学習院大教授の「ミネラルウォーターと保育園」の記事(https://webronza.asahi.com/synodos/2010082300006.html)は大変興味深い内容だった。価格を規制によって維持しようとすれば、結局は非効率な統制経済が実現し、国民すべてが高いツケを払うことになるという内容である。非常に分かりやすい内容であるため、なるほどねぇと感心した人は多いのではないか。

 ただし、これを単なる寓話、あるいは保育行政に限った話だと理解してしまう人がいると残念だ。これは日本中にひろく当てはまる話である。事実、現政権においても、価格統制によって一つの市場が縮小しようとしている。その市場とは、労働市場である。 ・・・ログインして読む
(残り:約1234文字/本文:約1549文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

城繁幸

城繁幸(じょう・しげゆき) 「Joe's Labo」代表取締役

人事コンサルティング「Joe's Labo」代表取締役。1973年生まれ。東京大学法学部卒業後、富士通入社。2004年独立。人事制度、採用等の各種雇用問題において、「若者の視点」を取り入れたユニークな意見を各種メディアで発信中。代表作『若者はなぜ3年で辞めるのか?』『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか-アウトサイダーの時代』『7割は課長にさえなれません 終身雇用の幻想』等。

城繁幸の記事

もっと見る