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失業からの脱却 明日のための6カ条

永井隆

永井隆 ジャーナリスト

 個人的な話で恐縮だが、実は筆者には失業したまま年を越した経験がある。

 1992年8月に、勤務していた「東京タイムズ社」という地方新聞社が、販売不振から突如新聞を休刊。約100人の社員とともに、職を失う。再就職を目指したがうまくいかず、93年の正月を失業者として迎えたのである。当時筆者は34歳。結婚して3年目で、妻は専業主婦、子どもはまだいなかった。

 当時と今とでは雇用環境は違う。しかし、いつの時代もリストラや倒産は突然訪れるケースは多い。そこで、失業から脱するための“傾向と対策”について、経験も踏まえいくつかの点を申し上げる。

 明日のために(その1) 自立するべし

 サラリーマンが自分の意志に反して失業すると、本当に辛い。なぜ辛いかと言えば、先が見えないからだろう。「来年、どうなっているのか」と、不安は徒に膨らむ。難しいことだが、サラリーマン時代の発想を本当は捨てるべきだ。失業により会社を離れると、自分のことを自分で決めなければならなくなる。人事異動や昇格など、会社が進路を決めてくれていたのとは訳が違う。まずは、自立が求められる。例えば、アウトプレースメント(就職支援)会社によっては、賃金が低いなど再就職しやすい会社を探してきたりする。その際、受けるかどうかを含め自立した個人として、決めなければならない。

 明日のために(その2) 再就職は3カ月が勝負

 “良い会社”への再就職は、失業期間が短い人の方が有利な傾向だ。どこの会社も、

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筆者

永井隆

永井隆(ながい・たかし) ジャーナリスト

ジャーナリスト。1958年生まれ、群馬県桐生市出身。明治大学卒。1992年、勤務先の新聞社が実質的に経営破たんし、新聞を休刊。これに伴い失業を経験。93年にフリーで独立。新著に「サントリー対キリン」(日本経済新聞出版社)。著書に「人事と出世の方程式」、「国産エコ技術の突破力!」、「ビール最終戦争」、「敗れざるサラリーマンたち」など。

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