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地価は実質需要と物価で決まる

原田泰

原田泰 原田泰(早稲田大学教授)

 今年の公示地価が発表されるのは3月17日(掲載は18日朝刊)だが、地価を基準地価や市街地価格指数で見ると昨年まで下落していた。しかし、リクルート住宅価格指数などを見ると地価はすでに反転しているようである。では、地価はこれからも上昇するのだろうか。

 そもそも地価はどのように決まるのだろうか。地価は、その土地から得られる収益を現在価値に換算したものである。もちろん、通常考えられる収益とかけ離れた地価が付くこともある。しかし、それはバブルと呼ばれ、そのような高い地価が永久に続くことはない。それは日本の90年代、アメリカの現在の経験からも明らかなことだ。

 その土地から得られる収益とは、

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筆者

原田泰

原田泰(はらだ・ゆたか) 原田泰(早稲田大学教授)

 早稲田大学教授。1974年東京大学卒業後、同年経済企画庁入庁、経済企画庁国民生活調査課長、同海外調査課長、財務省財務総合政策研究所次長などを経て、2012年4月から現職。「日本はなぜ貧しい人が多いのか」「世界経済 同時危機」(共著)「日本国の原則」(石橋湛山賞受賞)「デフレはなぜ怖いのか」「長期不況の理論と実証』(浜田宏一氏他共著)など、著書多数。政府の研究会にも多数参加。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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