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「赤い電力事件」から考える

一色清

一色清

 今から40年以上前、1969年9月5日付の朝日新聞朝刊を読んで驚いた人は多かったという。

 一面トップに「シベリアから電力輸入 直流で600万キロワット (昭和)52-55年をメドに共同で発電所建設」の3本の横見だし。縦見出しは6段抜きで「産業界、近くソ連と公式折衝」となっている。そして関連記事4・7面とあり、4面には「日ソ電力大連係の構想 電力連系懇の提案詳報」という全10段の記事が、7面には「シベリア開発の新視点 ``赤い電力``の輸入計画 立地のよさに着眼 技術的には実現可能」という8段のいわゆる「受け記事」が掲載されている。大トクダネを掲載するときの大展開の紙面作りだ。 ・・・ログインして読む
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筆者

一色清

一色清(いっしき・きよし) 

【退任】週刊紙「アエラ」前編集長。1956年生まれ。78年朝日新聞社に入り、経済部記者、「アエラ」編集部員などを経て、2000年「アエラ」編集長。beエディター、出版本部長補佐などを経て、08年10月から「報道ステーション」コメンテーターを務めた。「アエラ」副編集長時代には、中吊り広告下の一行コピーを担当。2012年1月まで「WEBRONZA」編集長。

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