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若者視点では、河野太郎だ

城繁幸

城繁幸 「Joe's Labo」代表取締役

 筆者自身も参加する若者マニフェスト策定委員会という団体で、賛助会員に次期総理アンケート調査を実施したところ、1位には河野太郎氏が選ばれた。筆者も同じ意見である。政策ベースで評価した場合、若者視点から見ると、同氏の評価が最も高いと言えるだろう。

拡大若者からの評価が高い河野太郎氏
 今回のように、特にこれといった争点もない場合、消去法で考えるとわかりやすい。

 まずは、21世紀を生きる我々としては、国の潜在成長率を高めてくれるような構造改革を推進することが第一条件である。具体的には大々的な規制緩和を推進し、人も金も成長分野に移しつつ、地方分権改革を推進することが必須だ。

 また、社会保障改革も重要だ。70歳以上と20歳未満の世代会計による受益と負担の格差は、鳩山政権によるバラマキのせいで実に1億円を超えた。この先、さらに高齢化が進み、社会保障給付費が年1兆円増加することを考慮すれば、これはもはや持続可能な水準にはない。本来、こういった経常的な支出は税か保険料によって現役世代がきちんと担うべきだから、増税(もしくは保険料アップ)か給付カットかの議論をすぐに始めるべきだろう。

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筆者

城繁幸

城繁幸(じょう・しげゆき) 「Joe's Labo」代表取締役

人事コンサルティング「Joe's Labo」代表取締役。1973年生まれ。東京大学法学部卒業後、富士通入社。2004年独立。人事制度、採用等の各種雇用問題において、「若者の視点」を取り入れたユニークな意見を各種メディアで発信中。代表作『若者はなぜ3年で辞めるのか?』『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか-アウトサイダーの時代』『7割は課長にさえなれません 終身雇用の幻想』等。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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