メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

news letter
RSS

ガソリン車が証明する日本の潜在技術力

永井隆

永井隆 ジャーナリスト

 ハイブリッド車(HV)と同レベルの燃費性能を持つガソリンエンジン車の開発が、相次いでいる。マツダが6月30日に国内発売した新型「デミオ」は、発売1カ月間の受注が1万3000台に達し目標だった月6000台の2倍以上となった。好調の原因は、10・15モードで「30.0km/L」、JC08モードで「25.0km/L」という1.3Lクラストップの低燃費だ。一方、9月にダイハツ工業が発売する軽自動車「イース」は、JC08モードでの「30.0km/L」を実現した。

 我が国が世界に先駆ける形で、低燃費車両を商品化したが、技術の基本は新型エンジンの開発にある。これから、世界の自動車市場は急拡大していく。牽引するのは、インドやインドネシア、中国など新興国だ。中産階級が一気に増えて、自動車を所有したいと考えていく人々が溢(あふ)れていくのだ。

 世界の自動車市場は、2010年で約7200万台の規模だが、2020年には1億台に成長するとも予想されている。

 現在も、そして2020年も、大半の自動車には、ガソリンエンジンかディーゼルエンジンが積まれるのは間違いない。

 というのも、 ・・・ログインして読む
(残り:約1952文字/本文:約2436文字)

全ジャンルパックなら本の記事が読み放題。


筆者

永井隆

永井隆(ながい・たかし) ジャーナリスト

ジャーナリスト。1958年生まれ、群馬県桐生市出身。明治大学卒。1992年、勤務先の新聞社が実質的に経営破たんし、新聞を休刊。これに伴い失業を経験。93年にフリーで独立。新著に「サントリー対キリン」(日本経済新聞出版社)。著書に「人事と出世の方程式」、「国産エコ技術の突破力!」、「ビール最終戦争」、「敗れざるサラリーマンたち」など。

永井隆の記事

もっと見る