安井孝之
2011年08月31日
「ハイブリッドでも、EVでもない」「第3のエコカー」。マツダやダイハツがガソリンエンジンの燃費向上をアピールしている。両社ともハイブリッド車や電気自動車の開発では後れを取っているが、ガソリンエンジンの性能を磨くという逆手の戦略。CO2排出量を減らすというエコカーの本来の目的からすれば実は極めて現実的な戦略で、評価できるものだ。エコカー市場を築くのは、ハイブリッドだけでも、EVだけでもないのだ。
マツダはエンジンの圧縮比(ピストンが一番下にある時の燃焼室の最大容積とピストンが一番上にある時の最小容積の比)を従来より大幅に上げ、燃費を向上。10・15モードで30キロ/㍑の燃費を実現した。ダイハツも近くガソリン車でハイブリッド車並の低燃費車を売り出す。
エコカーといえば、
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