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逆転の発想が生み出したガソリンエンジンの新たな地平

安井孝之

安井孝之

 「ハイブリッドでも、EVでもない」「第3のエコカー」。マツダやダイハツがガソリンエンジンの燃費向上をアピールしている。両社ともハイブリッド車や電気自動車の開発では後れを取っているが、ガソリンエンジンの性能を磨くという逆手の戦略。CO2排出量を減らすというエコカーの本来の目的からすれば実は極めて現実的な戦略で、評価できるものだ。エコカー市場を築くのは、ハイブリッドだけでも、EVだけでもないのだ。

 マツダはエンジンの圧縮比(ピストンが一番下にある時の燃焼室の最大容積とピストンが一番上にある時の最小容積の比)を従来より大幅に上げ、燃費を向上。10・15モードで30キロ/㍑の燃費を実現した。ダイハツも近くガソリン車でハイブリッド車並の低燃費車を売り出す。

 エコカーといえば、

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筆者

安井孝之

安井孝之(やすい・たかゆき) 

1957年4月16日、兵庫県丹波市生まれ。経済誌「日経ビジネス」記者を経て、1988年に朝日新聞入社。自動車、流通、不動産、鉄道などの業界や財政、産業政策、通商政策などの政策を取材。2005年から編集委員、09年から論説委員兼務。著書に「これからの優良企業」(PHPビジネス新書)。

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