2013年06月25日
2004年に次世代リーダー養成塾という名のサマースクールを開始した。福岡県宗像市のグローバルアリーナで2週間合宿をさせ、各界のリーダーたちに講義をしていただいて、ディスカッションをするというのが基本的な授業の形だ。
経団連の会長に塾長になっていただき、筆者が塾長代理を務めている。福岡県をはじめ、北海道、岩手県など8つの道と県、さらには三菱商事、三井住友銀行、九州旅客鉄道などの民間企業の支援を得て、全国から160人の高校生を集め次世代リーダーの養成をしようというのだ。
塾を始めたひとつの動機は現在の初中等教育があまりにも平等主義に傾き過ぎ、エリート教育がなされていないことを、正さなければいけないのではないかということだった。あえて「リーダー」という言葉を使ったのもそうした意図からだった。
幸いなことに多くの方々の賛同を得て、一流の講師たちが交通費プラスαのわずかな報酬で九州まで出向いて来てくださる。元国連事務次官の明石康、国際医療福祉大学大学院長 金澤一郎、静岡県知事 川勝平太、京都造形芸術大学学長 千住博、マレーシア元首相
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