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 過去6年の間、2007年から2013年の間に6人の総理が日本では誕生している。福田康夫、麻生太郎、鳩山由紀夫、管直人、野田佳彦、そして安倍晋三だ。

 総理が1年ごとに変わるのだから大臣の交代はより頻繁になる。例えば財務大臣は9人、平均在任期間は8ヵ月だ。もしアメリカで大統領が1年ごとに交代したら大変なことである。

 大統領が交代すると1,000人を超す人々が新たに官僚機構に入ってくるからだ。ワシントンの民族大移動ともいわれているが、アシスタントや秘書まで入れると2,000人を超える人事異動ということになる。

 日本では総理大臣が変わっても、あるいは政権が自民党から民主党へ、さらに自民党に変わってもそれほど大きな人事異動は起こらない。行政機構の人事が政治的に中立的で安定しているからだ。安倍政管は民主党時代の官僚のトップを入れ替えて

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筆者

榊原英資

榊原英資(さかきばら・えいすけ) (財)インド経済研究所理事長、エコノミスト

1941年生まれ。東京大学経済学部卒、1965年に大蔵省に入省。ミシガン大学に留学し、経済学博士号取得。1994年に財政金融研究所所長、1995年に国際金融局長を経て1997年に財務官に就任。1999年に大蔵省退官、慶応義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、2010年4月から青山学院大学教授。近著に「フレンチ・パラドックス」(文藝春秋社)、「ドル漂流」「龍馬伝説の虚実」(朝日新聞出版) 「世界同時不況がすでに始まっている!」(アスコム)、「『日本脳』改造講座」(祥伝社)など。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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