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「半沢直樹」と「POPEYE」にみる常識にとらわれないということ

常見陽平 評論家(雇用・労働、キャリア、若者論)

 最近、気になっていることがある。それは、ヒットの法則についてである。というのも、これまで「ヒットの法則」と思われていたことが、当たらない時代になっているのではないかと思うからである。

 現在、大ヒット中の『半沢直樹』はその好例だろう。先日、友人の電通マンと食事をしていた際もこの話題になった。

 登場人物は男性だらけ、登場人物の年齢層高め、ビジネス描写だらけ、主題歌なし……。異例づくしである。しかし、視聴率は平均で3割に迫る勢いである。8月上旬の放送では、瞬間視聴率が3割を超えた。これを好調と呼ないわけにはいかないだろう。

 この『半沢直樹』だけではなく、最近、売れているコンテンツは、売れ筋、流行を捉えたものとは限らず、やりたいこと、伝えたいことに熱を注いでいると感じる。

 例えば、 ・・・ログインして読む
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筆者

常見陽平

常見陽平(つねみ・ようへい) 評論家(雇用・労働、キャリア、若者論)

人材コンサルタント。株式会社クオリティ・オブ・ライフ フェロー。HR総合調査研究所客員研究員。実践女子大学・白百合女子大学・武蔵野美術大学非常勤講師。北海道札幌市出身。一橋大学卒業後、株式会社リクルート入社。とらばーゆ編集部、トヨタ自動車との合弁会社などを経て、玩具メーカーに移り新卒採用を担当。2009年株式会社クオリティ・オブ・ライフに参加。2012年に退社し、フェロー。就活、サラリーマンの今後をメインテーマに講演、執筆、研究・調査、コンサルティングなどに注力し、面白い社会人をデビューさせるべく奮闘中。著書に『「就社志向」の研究』、『普通に働け』など多数。最新刊に『アラフォー男子の憂鬱』(共著)

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