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 2014年1月、FRB総裁のバーナンキは退陣することが決まっている。現在のところ後任候補として取りざたされているのは現副総裁のJ・イエレンとハーバード大学教授のローレンス・サマーズだ。

 サマーズはクリントン政権のとき、財務次官、財務副長官、そして財務長官を務めているベテランだ。筆者もL・サマーズはよく知っている。1980~81年ハーバード大学の客員准教授を務めたとき、サマーズは弱冠26歳でハーバード大学大学院を卒業しMITの助教授を務めていた。

 天才肌の才人で学生の時から教授と連名で多くの論文をすでに発表していた。当時のハーバード大学・MITにはL・サマーズのほかに、P・クルグマン、J・サックスなどの俊才が揃い極めて華やかな時代だったといえる。

 その後サマーズとは国際金融局長・財務官のとき、アメリカのカウンターパートとして一緒に仕事することになった。

 筆者が金融国際局長のとき、

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筆者

榊原英資

榊原英資(さかきばら・えいすけ) (財)インド経済研究所理事長、エコノミスト

1941年生まれ。東京大学経済学部卒、1965年に大蔵省に入省。ミシガン大学に留学し、経済学博士号取得。1994年に財政金融研究所所長、1995年に国際金融局長を経て1997年に財務官に就任。1999年に大蔵省退官、慶応義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、2010年4月から青山学院大学教授。近著に「フレンチ・パラドックス」(文藝春秋社)、「ドル漂流」「龍馬伝説の虚実」(朝日新聞出版) 「世界同時不況がすでに始まっている!」(アスコム)、「『日本脳』改造講座」(祥伝社)など。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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