2013年12月26日
2013年の日本の実質GDPの成長率は、IMFの推計によると1.95%。先進国の中では最も高い数字だ。
ちなみにアメリカは1.56%、イギリスは1.43%だが、ヨーロッパ大陸諸国は2012年から低成長が続いている。フランスは0.19%、イタリアは-1.78%、オランダも-1.27%だ。比較的順調なドイツでも0.49%と2010年から成長率の低下が続いている(2010年3.86%、2011年3.40%、2012年0.9%)。2010年のギリシャ危機以来の大陸ヨーロッパ諸国の停滞がまだ続いているのだ。
経済の停滞は多くのアジア諸国でも同様。2011年までは10%前後の成長率を達成していた中国も2013年は7.60%、6~7%の成長率だったインドも2013年は3.80%だ。韓国も2013年は2.84%、台湾も2.09%と過去に比べ大きく下がっている。こうした状況なので、
有料会員の方はログインページに進み、朝日新聞デジタルのIDとパスワードでログインしてください
一部の記事は有料会員以外の方もログインせずに全文を閲覧できます。
ご利用方法はアーカイブトップでご確認ください
朝日新聞デジタルの言論サイトRe:Ron(リロン)もご覧ください