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Apple Watchの挑戦は成功するか

三つのポイントから考える

大河原克行 フリーランスジャーナリスト(IT産業)

 アップルは4月24日から、スマートウォッチ「Apple Watch(アップルウォッチ)」を発売する。対象となるのは、米国、日本を含む9カ国。いずれも4月10日から予約を開始する。

拡大アップルウォッチの機能を説明するアップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)。フェイスブックなどの通知も見ることができる

 1977年にPC事業でスタートしたアップルは、2001年にiPodにより音楽プレーヤーで新たな市場を開拓した。2007年にはiPhoneではスマートフォン事業に進出。そして、2010年のiPadでタブレットという新たな領域を提案してみせた。

 今回のApple Watchは、スマートウォッチ市場への参入を図るという意味で、iPad以来、約5年ぶりの新領域への挑戦となる。スティーブ・ジョブス亡き後、ティム・クックCEO体制になって、初めて打ち出された新領域の製品の行方に、全世界から注目が集まっている。

 Apple Watchには、3種類のラインアップがある。

 酸化皮膜処理されたアルミニウムケースによって軽量化し、5色のフルオロエラストマー製のスポーツバンドを採用したApple Watch Sport、鏡面仕上げを施したステンレススチールおよびスペースブラックステンレススチールケースを採用し、レザーストラップなどを選択できるApple Watch、標準的な金よりも2倍硬くなるように開発されたカスタムアロイの18Kゴールドで作られたケースを採用。18Kゴールドのクラスプ、バックル、ピンの付いたユニークなデザインのストラップおよびバンドを選択できるApple Watch Editionだ。

 いずれも38 mmと42 mmの2つのサイズを用意。これらのラインアップに加えて、画面表示のカスタマイズにより、何百万種類もの構成が可能だという。

 スポーツタイプのApple Watch Sportの価格は4万2800円から、標準モデルのApple Watchは、6万6800円から。だが、Apple Watch Editionは128万円からの価格設定とし、

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筆者

大河原克行

大河原克行(おおかわら・かつゆき) フリーランスジャーナリスト(IT産業)

1965年、東京都出身。IT業界の専門紙である「週刊BCN(ビジネスコンピュータニュース)」の編集長を務め、2001年10月からフリーランスジャーナリストとして独立。IT産業を中心に幅広く取材、執筆している。現在、ZDNetの「大河原克行のエンプラ徒然」(朝日インタラクティブ)、PC Watchの「パソコン業界東奔西走」(ImpressWatch)、クラウドWatch、家電Watch(以上、ImpressWatch)、日経トレンディネット(日経BP社)、ASCII.jp (KADOKAWA)、などで定期的に記事を執筆。著書に、「ソニースピリットはよみがえるか」(日経BP社)、「松下からパナソニックへ」(アスキー・メディアワークス)、「図解 ビッグデータ早わかり 」(中経出版)など。

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