三つのポイントから考える
2015年03月19日
アップルは4月24日から、スマートウォッチ「Apple Watch(アップルウォッチ)」を発売する。対象となるのは、米国、日本を含む9カ国。いずれも4月10日から予約を開始する。
1977年にPC事業でスタートしたアップルは、2001年にiPodにより音楽プレーヤーで新たな市場を開拓した。2007年にはiPhoneではスマートフォン事業に進出。そして、2010年のiPadでタブレットという新たな領域を提案してみせた。
今回のApple Watchは、スマートウォッチ市場への参入を図るという意味で、iPad以来、約5年ぶりの新領域への挑戦となる。スティーブ・ジョブス亡き後、ティム・クックCEO体制になって、初めて打ち出された新領域の製品の行方に、全世界から注目が集まっている。
Apple Watchには、3種類のラインアップがある。
酸化皮膜処理されたアルミニウムケースによって軽量化し、5色のフルオロエラストマー製のスポーツバンドを採用したApple Watch Sport、鏡面仕上げを施したステンレススチールおよびスペースブラックステンレススチールケースを採用し、レザーストラップなどを選択できるApple Watch、標準的な金よりも2倍硬くなるように開発されたカスタムアロイの18Kゴールドで作られたケースを採用。18Kゴールドのクラスプ、バックル、ピンの付いたユニークなデザインのストラップおよびバンドを選択できるApple Watch Editionだ。
いずれも38 mmと42 mmの2つのサイズを用意。これらのラインアップに加えて、画面表示のカスタマイズにより、何百万種類もの構成が可能だという。
スポーツタイプのApple Watch Sportの価格は4万2800円から、標準モデルのApple Watchは、6万6800円から。だが、Apple Watch Editionは128万円からの価格設定とし、
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