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佐渡の挑戦 医療と介護、結んでみては

各地に広がる兆しも

多賀谷克彦 朝日新聞編集委員(経済担当)

 「佐渡で、医療と介護を情報通信技術(ICT)で結ぶネットワークが稼働しています。患者の情報を、病院や開業医、調剤薬局、福祉施設が共有し、互いに閲覧できるそうです」

 そんな話を商社の方から聞いた。「医療と介護が、ICTで協力する例はあっただろうか」と思い、4月上旬、新潟県佐渡市に渡った。

 歯科医の隅田光弘さんに会った。「まず、患者が飲んでいる薬を端末で確認します。たとえば、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の薬には、抜歯時には飲んでいない方がよい薬もある。その場合、内科医などに薬を休むようにお願いします」

 特別養護老人ホーム「大浦の里」の井野端司園長は、「このネットワークには、セキュリティー管理されたメール、掲示板がある。お年寄りの体調の変化も病院とやりとりできる。医療との距離が縮まった」という。

 話の通り、 ・・・ログインして読む
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筆者

多賀谷克彦

多賀谷克彦(たがや・かつひこ) 朝日新聞編集委員(経済担当)

1962年2月21日、神戸市生まれ。4年間の百貨店勤務を経て、1988年朝日新聞社に入る。前橋、新潟支局のほか、東京、大阪本社で経済記者。流通・食品、証券などを担当。07年4月から編集委員(大阪在勤)。

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