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「環境デモクラシー指標」ランキング発表

日本は32位、裁判所へのアクセス向上がカギ

まさのあつこ ジャーナリスト

 米国に拠点を置く非政府組織が始めた世界70ヵ国における「透明性」「参加」「司法」の3本柱からなる「環境民主主義指標(EDI)」の評価がでそろった。

 国際ランキングで、日本は70カ国中32位となった。3本柱の内訳を見ると、「透明性」で23位、「参加」は28位、「司法」で43位と、日本では、司法が民主主義の足を引っ張っている。逆に言えば、向上する上でのカギとなることが分かった。

「透明性」「参加」「司法」の3本柱

 「環境民主主義指標」による国際ランキングは、国際NGO「アクセス・イニシアティブ(TAI)」と世界資源研究所(WRI)の呼びかけで、70カ国、140名以上の環境法の専門家が参加して実施された。

 評価は、環境政策における「透明性(=情報へのアクセス権)」「参加(=意思決定への参画権利)」「司法(=裁判にアクセスする権利」の3つが、法律にどれだけ規定されているかの「法律指標」と、どれだけ実施されているかの「実施指標」で行われた。

 日本の評価は「オーフス条約を日本で実現するNGOネットワーク(オーフス・ネット)」の福田健治弁護士と橘高真佐美弁護士が行った第一次評価を、 ・・・ログインして読む
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筆者

まさのあつこ

まさのあつこ(まさの・あつこ) ジャーナリスト

ジャーナリスト。川で泳ぐことが好き。1998年より衆議院議員の政策担当秘書等を経て、東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程修了。博士(工学)。主な著書に、「四大公害病」(中公新書 2013年)、「水資源開発促進法 立法と公共事業」(築地書館 2012年)、「日本で不妊治療を受けるということ」(岩波書店 2004年)。共著等に「ダムを造らない社会へ」(新泉社 2013年)、「八ツ場ダムは止まるか」(岩波書店 2005年)など。

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