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[14]ゴルフとウイスキー不思議な関係(下)

グローバル化が「ここにしかないもの」の価値を高める

山口信吾 ゴルフ作家

ゴルフとウイスキーはスコットランドの2大発明

 スコットランドの2大産業はウイスキーと観光である。観光の目玉は言わずと知れたゴルフ。すなわち、スコットランド経済の屋台骨は、ウイスキーとゴルフである。スコットランド各地にはおよそ100カ所のウイスキー蒸留所があり、それぞれが個性的な味わいのシングルモルトをつくっている。一方、スコットランド各地には70カ所を超える個性的なリンクスがあり、世界各地からゴルファーを惹きつけている。

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筆者

山口信吾

山口信吾(やまぐち・しんご) ゴルフ作家

1943年、台北市生まれ。九州大学工学部建築学科を卒業後、同大学院を修了。69年、竹中工務店に入社。72年に渡米し、ハーバード大学デザイン大学院修了後、米国大手設計事務所に勤務。75年に帰国して竹中工務店に復帰。一貫して都市開発プロジェクトに従事。2004年の定年退職後はゴルフ作家として活動している。43歳でゴルフを始めた遅咲きゴルファー。ベストハンディキャップ8。97年以来、毎年のように英国の海岸地帯の「リンクス」と呼ばれる自然のままのコースを巡る。『定年後はイギリスでリンクスゴルフを愉しもう』(亜紀書房)、『普通のサラリーマンが2年でシングルになる方法』(日経ビジネス人文庫)、『死ぬまでゴルフ!』(幻冬舎)など著書多数。自身のブログはhttp://www5f.biglobe.ne.jp/~single 【2016年3月WEBRONZA退任】

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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