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税金とは investment(投資)だ

北欧モデルは徹底した情報公開による「信頼」の上に成り立っている

伊藤裕香子  朝日新聞論説委員

拡大北欧といえば、高福祉国家。そして、ムーミンも北欧のイメージの代表格。スウェーデンと海を挟んだ隣国フィンランドのタンペレ市には、ムーミン美術館がある
 「高福祉・高負担・高幸福度」の北欧モデルのもとで暮らす人々は、「高負担でも幸せ」ということなのか。

 大半の人が所得税を納め、日本の消費税にあたる付加価値税の税率は25%前後にのぼる。税金の高さに、本当に納得しているのか。そもそも、税金をどのようにとらえているのだろうか。

 スウェーデンに滞在した1週間、街中で出会った43人に、ひたすら聞いてみた。すべての人に、この質問から始めた。

 あなたにとって、税金とは何ですか?

日本では「社会を支える会費」だが…


筆者

伊藤裕香子

伊藤裕香子 (いとう・ゆかこ) 朝日新聞論説委員

1995年朝日新聞社に入社。静岡支局、盛岡支局、経済部、オピニオン編集部などを経て、2018年7月から論説委員。著書に「消費税日記 検証増税786日の攻防」。北欧では取材の合間にレンガづくりの教会を回り、その美しさに魅了された。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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