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「#アタラシイ就活」のはなし

「コーヒー飲みに来ませんか?」と呼びかけた毎日放送の試み

山口智久 オピニオン編集部次長

拡大イベントで学生たちと話すMBS社員=MBS提供

企業と学生が対等な立場で話し合うには

 経団連に代わって政府が主導して定める「就活ルール」は当面、現状を踏襲し、会社説明会などの「広報活動」は大学3年の3月から、面接などの「採用選考」は大学4年の6月からとなるようです。

 朝日新聞社の採用を担当した私の経験をもとに執筆した前回の「最近まで採用部長だった記者が明かす就活最前線」でも少し指摘させていただきましたが、わずか数カ月で勤め先を探すのは学生にとって難しい場合があります。期間を限定せずに、学生が勤め先や自分の人生についてゆっくり考えられるよう、企業と学生が自由に交流できる環境を整えたいものです。

 いまの就活ルールでは、期間が短い上に、企業と学生の対等なコミュニケーションが成立しにくい仕組みになっています。「広報活動」では、企業が自社の事業概要や福利厚生について説明するのが中心で、企業の社員が主にしゃべります。「採用選考」では、主に学生が自分についてしゃべります。

 もっと企業と学生が対等な立場で話し合える場をつくれないか。私が採用担当だったころ、ぼんやりと思っていましたが、それを実践に移した会社がありました。

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筆者

山口智久

山口智久(やまぐち・ともひさ) オピニオン編集部次長

1970年生まれ。1994年、朝日新聞社入社。科学部、経済部、文化くらし報道部で、主に環境、技術開発、社会保障を取材。2011年以降は文化くらし報道部、経済部、特別報道部、科学医療部でデスクを務めた。2016年5月から2018年10月まで人事部採用担当部長。

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