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「イクメン」に続き、「ケアメン」を増やそう

「介護離職ゼロ」へ、女性偏重の負担を見直しオールジャパンで対応を

根本直子 早稲田大学 大学院経営管理研究科 教授/アジア開発銀行研究所、 エコノミスト

女性に集中する介護負担の分散を

 筆者は、家庭、とりわけ女性に集中する介護負担を他の主体に分散させていく必要があると考える。

 高齢者医療の専門家である大塚宣夫氏は、阿川佐和子氏との共著書である「看る力」(文藝春秋)の中で、介護問題は一人で抱え込まず、なるべく多くの人を巻き込む「駅伝型」が望ましい、と主張している。

 まず家庭内では、家族メンバーの協力を仰ぐことが必要だ。すでに育児については、夫の役割や、働き方そのものの改革が必要という認識が広がった。育児に協力的な「イクメン」は、理想の男性として支持されている。

 介護についても同様に「ケアメン」を増やしてはどうか。大塚宣夫氏は、その一歩として、男性の生活の自立と家事の習得を提案している。

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筆者

根本直子

根本直子(ねもと・なおこ) 早稲田大学 大学院経営管理研究科 教授/アジア開発銀行研究所、 エコノミスト

日本銀行、S&Pグローバル、マネージング・ディレクターを経て現職。主なリサーチ分野は、金融機関経営、日本およびアジアの金融市場、包摂的成長。 早稲田大学法学部、シカゴ大学経営大学院、一橋大学商学研究科、商学(博士) 主な著書に「韓国モデルー金融再生の鍵」「残る銀行沈む銀行―金融危機後の構図」 財務省 関税・外国為替等審議会委員、中部電力、コンコルディア・フィナンシャルグループ社外取締役、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF) 経営管理委員。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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