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1人当りGDPでは?

 中国の経済成長率はかつての10%、そして現在の6%、さらには2050年には2%前後まで落ちていくのだが、前述したように2050年には実質GDPで世界のナンバー1になっていくという。ただ、1人当りGDPでいうと、2017年の中国のそれは8643米ドルと日本の22%(日本は3万8449米ドル)、アメリカの14%(アメリカは5万9792米ドル)にすぎない。2050年の実質GDP総額で世界のナンバー1になっても、1人当りGDPではまだアメリカがトップで18万1000米ドルと、中国の15万8000米ドル、インドの10万7000米ドルをかなり上回っている。日本は

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筆者

榊原英資

榊原英資(さかきばら・えいすけ) (財)インド経済研究所理事長、エコノミスト

1941年生まれ。東京大学経済学部卒、1965年に大蔵省に入省。ミシガン大学に留学し、経済学博士号取得。1994年に財政金融研究所所長、1995年に国際金融局長を経て1997年に財務官に就任。1999年に大蔵省退官、慶応義塾大学教授、早稲田大学教授を経て、2010年4月から青山学院大学教授。近著に「フレンチ・パラドックス」(文藝春秋社)、「ドル漂流」「龍馬伝説の虚実」(朝日新聞出版) 「世界同時不況がすでに始まっている!」(アスコム)、「『日本脳』改造講座」(祥伝社)など。

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