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「エイジレス社会」の働き方

求められる適切な「社間距離」

土堤内昭雄 公益社団法人 日本フィランソロピー協会シニアフェロー

会社との適切な「社間距離」を保つことが重要だ

 日本の高度経済成長期には「エコノミック・アニマル」や「社畜」という言葉が聞かれた。当時、従業員が私生活を犠牲にしてまで働き続けたのは、それだけの見返りを期待できたからだ。会社は企業福祉の中で従業員の家庭生活を丸抱えし、

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筆者

土堤内昭雄

土堤内昭雄(どてうち・あきお) 公益社団法人 日本フィランソロピー協会シニアフェロー

1977年京都大学工学部建築系学科卒業、1985年マサチューセッツ工科大学大学院高等工学研究プログラム修了。1988年ニッセイ基礎研究所入社。2013年東京工業大学大学院博士後期課程(社会工学専攻)満期退学。 「少子高齢化・人口減少とまちづくり」、「コミュニティ・NPOと市民社会」、「男女共同参画とライフデザイン」等に関する調査・研究および講演・執筆を行う。厚生労働省社会保障審議会児童部会委員(2008年~2014年)、順天堂大学国際教養学部非常勤講師(2015年度~)等を務める。著書に『父親が子育てに出会う時』(筒井書房)、『「人口減少」で読み解く時代』(ぎょうせい)など。

※プロフィールは原則として、論座に最後に執筆した当時のものです

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