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世界初!「AIポン」誕生の裏側

スマホでニュースを読む時代。音声をリアルタイムで字幕表示するシステムが必要だ

渡邉 星 「けやきヒルズ」プロデューサー

「AIポン」を作ろうと思ったワケ

拡大けやきヒルズ放送時の様子。コメンテーターは東京工業大学准教授の西田亮介さん
 私が担当しているニュース番組「けやきヒルズ」は、キャスター1名、コメンテーター1名、の二人っきりで月曜から金曜の正午から1時間生放送しています。この番組のプロデューサーに就いてまず考えたのは、「スマホでニュースを見る」ことと「テレビでニュースを見る」ことの違いでした。

 この記事をスマホで読んでいる方も多いと思いますが、基本的にスマホでニュースを知ろうとする人はニュースを「読む」人が多いと思います。ですから「けやきヒルズ」も、テレビのように「見る」のではなく「ニュースを読めるニュース番組」にしなければいけないと考えました。

 VTRにはテロップを入れることができますが、生放送のニュース番組では、「突如入ってきた緊急会見」や「スタジオでのコメンテーター解説」など、どうしてもテロップをすぐに入れられない事が多々あります。ましてやランチタイムの放送です。音声と共に番組を見てくださっている人はむしろ少ないのではないか、とも考えました。

 そこで、「音声をリアルタイムで字幕表示するシステムが必要だ」と考えたのです。

 地上波テレビにも実は即時字幕機能があります。これは“特殊な訓練を受けた専門家が特殊なキーボードを用いて人力で入力”するものです。しかしAbemaTVでそれを実現するには、お金がかかり過ぎてしまいます。そこでいきついたのが「AI音声認識技術」の活用でした。AIが音声を自動で認識し、かな漢字交じりの文章にして表示する技術です。

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筆者

渡邉 星

渡邉 星(わたなべ・ひかる) 「けやきヒルズ」プロデューサー

1988年生まれ。2012年テレビ朝日入社。朝の情報番組で4年間AD、ディレクターを担当、2016年7月からAbemaTV「AbemaNewsチャンネル」でコンテンツ制作。「ランチにニュースをアップデート!」をコンセプトにした平日お昼のニュース番組 「けやきヒルズ」のほか、チャンネル全体編成・宣伝戦略なども担当。

※プロフィールは、論座に執筆した当時のものです