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『アウトレイジ』より『紅の豚』の世界で生きたい

NTTデータに就職 MBA留学を目指したバリキャリがスローライフに

岩崎賢一 朝日新聞バーティカルメディア・エディター

人気企業を3年で退社し、リスクテイク

――NTTデータは、IT業界就職人気ランキングでも1位常連の人気企業です。

 私の就活をしていた2009年ころは、基本的に転勤がなく、福利厚生が良く、その割にIT系で社会的インパクトが強そうというのが、人気の理由でした。冗談で、「夜遅く帰ってくるので、パートナーが夕食の準備をしなくて済む」ということも、人気がある理由の一つだと言われていました。(笑)

――学生時代に考えたキャリアデザインで、第1希望の企業に就職しつつも、なぜ、転職したのでしょうか。

 3年間営業をしていましたが、上司にも恵まれていました。しかし、IHLでの仲間は、医療の道を究めるような専門職的な生き方をしている人が多く、コンサルティング企業の同年代の知人たちからはどんどん実力を付けていく話を聞いていて、強いあせりが止められなくなってきました。

 NTTデータの環境の中でどれだけ自分が成長できるのか悩むようになり、仕事で成果が出せない時期も重なり、「自分の中で変化が必要ではないか」と考えるようになりました。2011年3月11日の東日本大震災の後で、そういう社会情勢も影響していたと思います。

――あのときの時代の空気は、自己の利益だけでなく、社会にどれだけ役立てる人材になれるのか、または社会を変えられるチャンスだと考え、覚悟を決めて動き出した人が多かったですね。

 横目で見て焦っている自分がいました。自分のキャリアはこれでいいのかと……。そんなとき、IHLの武藤さんに言われた「君もそろそろリスクテイクしなさい」という言葉が、心に残るようになりました。

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筆者

岩崎賢一

岩崎賢一(いわさき けんいち) 朝日新聞バーティカルメディア・エディター

1990年朝日新聞社入社。くらし編集部、政治部、社会部、生活部、医療グループ、科学医療部などで医療や暮らしを中心に様々なテーマを生活者の視点から取材。テレビ局ディレクター、アピタル編集、連載「患者を生きる」担当、オピニオン編集部「論座」編集を担当を経て、2020年4月からメディアデザインセンターのバーティカルメディア・エディター。『プロメテウスの罠~病院、奮戦す』『地域医療ビジョン/地域医療計画ガイドライン』(分担執筆)。 withnewsにも執筆中。

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